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こんにちは 税理士の増本です。
今は確定申告真っ盛り。巷ではさぞかし大変だろうと思われているようです。 でも実はそうでもないのです。 以前に比べると、パソコンソフトの格段の進歩によって作業時間は大幅に減少しました。 また、うちの場合は顧問先のほとんどが法人の方なので、確定申告といっても会社社長の方や不動産オーナーの方の申告が主なものになり、ボリューム自体もそうありません。 お客さんからも「今、一番お忙しいのでしょう?」と言われますので、その時は「おかげさまで」と言うようにしています。 この確定申告業務、以前は税理士の大きな業務の柱でした。(今も?) が、現在はパソコンソフトの浸透により、納税者自身でそのほとんどが出来るようになりました。 また、国税庁のHP(http://www.nta.go.jp/index.htm)でも計算・打出が可能ですので、自宅で簡単に申告が出来ます。 代行部分では、もはや税理士いらずの感があります。 このように、税理士業務の中でも反復性のあるものは、コンピュータに取って代わられています。 また、一般的な知識レベルはインターネットで検索することで、いつでも手に入れることが出来ます。 反復性がない仕事でも、インドやベトナムなど低賃金の諸国への外注は、今後はもっと進むことでしょう。 そのような中で、私たちは、今後「顧問先に対して、どのような付加価値を提供することが出来るのか」を今まで以上に意識して業務に取り組まなければ、将来、知的労働者のワーキングプアという笑えない現実が待っています。
by masumoto-tax
| 2008-03-09 12:18
| 日記
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