人気ブログランキング |
    かかりつけ税理士増本とうきゅうのブログです。
2008年 04月 01日 ( 1 )

「暫定」
心配していた暫定税率の期限切れに伴う「道連れ増税」は、「つなぎ法案」が昨日、成立したことで、回避されました。

昭和49年に導入されたガソリン税の暫定税率は、31日に期限切れを向え、今日からガソリンの小売価格は店側の対応によりそれぞれのようです。

さて、この「暫定」的な税法を「租税特別措置法」といい、「政策的効果の実現のため特例的に設けられた措置」だとされています。この租税特別措置法には、中小企業になじみの深い規定も多数あり、代表的なものには「交際費等の損金不算入制度」があります。

この交際費課税、創設はガソリン税より前の昭和29年で、現在まで法令の更新を繰り返し、なんと今年で54年間も継続しているのです。

創設当初の内容は、資本金500万円以上の法人について、支出交際費の70%または取引金額の一定割合のいずれか多い金額を超える場合に、その超える金額の2分の1を損金不算入とする というものでした。

その後、昭和57年に交際費に対する課税強化の方向で改正が行われ、交際費の全額(資本金1,000万円以下の法人にあっては年400万円、資本金1,000万円超5,000万円以下の法人にあっては年300万円を超える金額)を損金不算入することとなりました。

そして、現在はご存知のとおり、資本金1億円以下の法人にあっては、支出した交際費の額と年400万円のいずれか少ない金額の90%を損金算入限度額とし、それ以上の金額は損金不算入となっています。

by masumoto-tax | 2008-04-01 17:39 | 日記